9・29虹橋‐羽田間開通 初フライトは乗車率90%

上海虹橋空港と東京羽田空港間を結ぶ定期航空便が9月29日(土)、正式に運航を開始した。初フライトとなった羽田行きMU537便の乗客数は272人で、乗車率は90%を超えた。
 初フライトを運航した中国東方航空では、乗客に初フライトの記念品を贈呈するなど、各種の特別サービスを実施した。また同便では、車内アナウンスでの日本語案内の強化、機内食での寿司や麺をはじめとする各種日本料理の導入など、日本人乗客に向けたサービスを積極的に取り入れている。
 なお、同路線に就航した飛行機には、広めの座席設計が施されたA330‐300型が採用されている。
 虹橋、羽田の両空港は、従来の国際空港に比べて各都市の中心部から近いことから、高い利便性が期待される。今回の開通に伴い、日中両国の旅行社は、今後の需要を見込んだ各種ツアーを企画している。また、物流関係者の間でも、新たな利用法を模索する動きが出ている。(9月29日) 

~上海ジャピオン10月12日発行号より

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