広州市工商局が11月3日(木)、「2011年第3四半期三類食品
品質検査」の結果を発表し、冷凍食品メーカー「三全」及び「海覇王」の
製品から、黄色ブドウ球菌が発見されたことが明らかになった。
問題となった冷凍食品は、7月に生産された「三全」の水餃子
「三全灌湯水餃(猪肉玉米蔬菜)」と「三全灌湯水餃(三鮮)」、
「海覇王」の冷凍つみれ「海覇王経典包心魚丸」の3種。これを受け、
上海市に展開するカルフールやウォルマートなどのスーパーでは、
該当商品を撤去するなど、対応に追われた。
中国では、今年10月に冷凍食品メーカー「思念」の冷凍水餃子から、
同種の細菌が発見され、全国で撤去、回収騒ぎが起きたばかり。
業界関係者によると、中国の冷凍食品の安全基準はEU各国より
高い場合が多く、基準の緩和が望まれているという。
(11月7日)
?~上海ジャピオン11月11日号