外灘に水草大量発生 飲用水への影響はなし

 外灘の景観水域に水草が大量発生して、市内の飲用水質への不安が広がっていた問題で、市水務局は11月3日(土)、現段階では飲用水への影響はないことを明らかにした。
 水草の発生は毎年あるが、ことしは例年より約2カ月早い9月中旬から黄浦江での大量発生が確認されており、船舶の運航や水質への悪影響が懸念されていた。
 市水務部門では他の機関とも協力し、総勢1万人を動員して除草作業を実施。9月25日~10月25日の1カ月間で、水草7・8万㌧を引き上げている。なお、2005年の年間水草引き上げ量は8万㌧。
 同部門は引き続き除草作業を実施し、外灘の水質保持に望む構え。(11月4日)

~上海ジャピオン11月9日発行号より

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