中国中央テレビ(CCTV)は「国際消費者権利デー」の3月15日(月)、毎年恒例の特別番組「3・15晩会」を、上海市を含む全国各地で放送。消費者金融アプリ「同程金融」、白酒「聴花酒」などの問題が指摘された。
同番組によると、アプリ「同程金融」では消費者が金を借りる際、先にアプリ内のカードを購入し、それを「同程金融」が買い取る形でしか現金を受け取れないと紹介。4万元の借り入れ申請をしたところ2万8000元の現金しか受け取れなかったケースを紹介し、実質高金利になっていることを指摘した。
食の安全では、高級白酒「聴花酒」が許可されていない健康効能をうたって販売していると報道したほか、質の悪い肉を使ったレトルト食品、ヨーグルトを使っていないのに商品名に「酸奶」と入っているドリンクスタンドなどが紹介された。(3月17日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2024年3月22日