中国鉄道局は12月10日(水)より、上海市を含む全国の鉄道駅で、新ダイヤでの列車運行を開始。これに伴い、上海と昆明を結ぶ「滬昆高速鉄路」の杭州―長沙間が開通し、上海から広州まで6時間51分での到達が可能になった。
同線では毎日25便の新幹線(G列車)が「上海虹橋」駅から発車し、「杭州」駅、「南昌西」駅、「長沙南」駅を経て、「広州南」駅に到達。「上海虹橋」駅から「南昌」駅までは3時間2分、「長沙南」駅までは4時間24分を要する。上海鉄道部門は、「滬昆高速鉄路」長沙―昆明区間の建設を進めているほか、広西チワン族自治区の桂林、南寧への路線敷設も計画中であることを明らかにした。また同局は、帰省ラッシュ「春運」期間中の列車乗車券販売が60日早まったことにより、16日から乗車券販売がピークを迎えると予想。
一方、上海市内の公共バスを運営する「巴士グループ」は、22日(月)の冬至の墓参りに合わせ、各墓園に向かう送迎バス路線12本を開通し、13日(土)より運行開始した。(12月13日)
~上海ジャピオン2014年12月19日号