上海市軌道交通は11月17日(木)、軌道交通警察と連携し、「駅環境
整備と発券業務査察」活動を開始した。
同活動は、年末まで実施予定。
市軌道交通では、利用客による、改札機を2人で通過する、跨ぐ、
潜るなどのキセル乗車が増加しており、1日当たり約2万人に上る。
今回の活動に合わせ、軌道交通運営会社は同日、キセル乗車の
調査・取り締まりを実施。
午前8時~9時半に「龍陽路」駅で約80人を取り締り、罰金を徴収
した。
そのほか「高齢者割引交通カード」の不正利用も目立ち、改札機を
通過する際に音声で知らせるなどの対策も検討中。
また軌道交通では、最近、「足を伸ばして座る人が通行を妨げた」、
「若夫婦が子どもに排泄をさせた」などの車内マナーの苦情も多く
寄せられ、その改善にも取り組んでいる。
(11月19日)
~上海ジャピオン11月25日号