軌道交通8号線の第1期工程区間が12月29日(土)、開通する。開通区間は、市北東部にある「市光路」駅から、市南部にある上海万博会場前に位置する「耀華路」駅までで、市を南北につらぬく路線となる。
同路線の区間内には、虹口足球場、人民広場、淮海路などの繁華スポットがあり、市内交通の利便性向上が期待されている。また、「人民広場」駅では1、2号線と、「西蔵南路」駅では同じく29日に最終工程部分が開通する4号線と接続する。8号線は今後さらに区間を延長する。なお、8号線全駅には、公共トイレが設置される。
8号線が利用する車輌は1、2号線のA型に比べて車体幅が狭いC型で、6輌編制で約1300人を搬送できる。運行時間は、「市光路」の始発が5時、最終が21時10分、「耀華路」の始発が5時55分、最終が22時。運行間隔は最短6分半ごとになる。
市内の軌道交通は、2010年の上海万博までに全11路線まで拡大する予定。(12月25日)
~上海ジャピオン12月28日/1月4日発行号より