上海市警察は市楊浦区の中原路と嫩江路の交差点に、この度、点字ブロック
のような高さ約5㍉の長方形の凹凸の付いた横断歩道と停車線を設置した。
雨の日の転倒防止と、車の減速を目的とする。
現場は、以前から人や自転車などの転倒事故が多く発生し、特に雨の日や
交通量の多い時間帯は危険な地域だった。
今回の設置に対し、歩行者からは、滑りにくくなり、車が来た時に音がなっ
て注意を促されるので、以前より安全になったという声が多く寄せられて
いる。
一方、車の運転手からは、通過時に音が響き、ビックリするという意見も
出ている。
なお市では、今回の効果を見て、今後他の地域にも同様の歩道を設置するか
決める予定で、同時にオーストラリアの信号システムの導入を進めている。
(2月17日)
~上海ジャピオン02月24日号