浦東空港開港以来の濃霧発生 10万人以上の利用客に影響

上海市の浦東空港では、2月21日(火)午前6時半頃に低層雲が
発生し、夜までに同空港へ着陸予定だった60便が虹橋空港に着陸
した。また翌22日(水)には濃霧が発生し、991の便が欠航や
遅延、他空港への着陸を余儀なくされ、2日間の合計で少なくとも
10万人以上の利用客に影響が出た。
今回は同空港開港以来最大の濃霧となり、約300便が欠航する
事態となった。また急きょ着陸先になった虹橋空港は、浦東空港
から変更となった大量の飛行機が着陸したため、着陸便を制限
するに至った。
一方鉄道でも、22日(水)午前7時頃から発生した華北地域の
濃霧により、北京―上海を結ぶ「京滬高速鉄道」の7本が運休。
また、その他の上海着の高速鉄道でも約20本が遅延し、一部では、
100分以上の遅れとなった。
(2月23日)

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