タクシーサービスに新基準 子ども用シートベルト設置も

上海市交通管理部門は、2月21日(火)、タクシーの設備強化や
サービス標準化を目指す「上海市タクシーサービス基準」の素案
を発表し、市民の意見を募っている。
同基準では、タクシーの安全性や実用性を重視し、新規投入する
車両は、新車で使用期限を5年と規定。また、後部座席に子ども用
シートベルトの設置も義務付ける。
その他のサービス面では、運転手は乗客同士の会話に口を挟まない
といった内容や、渋滞で15分以上動かない場合はメーターを停止する
など、細かい規定を盛り込む。
また市では、タクシーの座席を灰色の塩化ビニール製シートに替える
方針で、既に約20%のタクシーが交換を実施。
これに対し市民や運転手の間では、従来の白い布製のカバーの使用
継続を望む声も少なくない。
(2月23日)

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