中国で無私の象徴とされる模範人物・雷鋒にちなみ、奉仕活動を行う
「雷鋒に学ぶ日」の3月5日(月)、上海市では、各地で様々な慈善・
奉仕活動やイベントが行われた。
宝山区月浦鎮では、地元の青少年らが、公園の花木の手入れや老人
ホームの慰問を実施。
人民広場や徐家匯などの軌道交通各駅では、約1000人の若者が、
乗車マナー向上を呼びかける「フラッシュモブ(時間と場所を決めて、
一斉に同じ行動を行うイベント)」を行い、注目を集めた。
また、復旦大学マスメディア及び民情調査センターは、2月29日(水)、
市内大学29校の学生509人を対象に行った「雷鋒精神」に関する
認識調査の結果を発表。これによると、95・5%の学生が、能力の
範囲内で雷鋒に倣いたいと回答し、雷鋒精神が深く根付いている
ことが分かった。
(3月5日)
~上海ジャピオン03月09日号