米・アップル社は３月30日（金）、スマートフォン「ｉＰｈｏｎｅ」やスマートウォッチ「Ａｐｐｌｅ　Ｗａｔｃｈ」に交通カード機能を追加したと発表。同社のスマホや腕時計を使って、上海市内の軌道交通や公共バスなどの自動改札機を通過できるようになったことがわかった。

同機能では、近距離無線通信「ＮＦＣ」を使用。非接触型決済サービス「Ａｐｐｌｅ　Ｐａｙ」内に交通カード機能を追加するか、Ａｐｐ Ｓｔｏｒｅ内で「上海交通卡」をダウンロードする必要があり、銀聯カードと紐付けした後、料金をチャージすれば利用できる。なお「ｉＰｈｏｎｅ」は、６シリーズ以降のモデルでｉＯＳ11・３以上、「Ａｐｐｌｅ　Ｗａｔｃｈ」はＳｅｒｉｅｓ１以降且つｗａｔｃｈＯＳ４・３以上のものに対応する。

なお上海電通地鉄集団有限公司のアプリ「Ｍｅｔｒｏ大都会」を利用している人でも、運賃を二重で徴収される心配はないと言う。

（写真は新浪より）
～上海ジャピオン2018年4月6日発行号