上海市をはじめとする、日本商品の購入代行を行うネットショップは、
3月11日(金)に日本で発生した大地震により、仕入れに支障をきたすなど、大きな影響を受けている。
大手ショッピングサイト「淘宝ネット」では、1000件以上の店舗が、
輸送が困難、在庫不足などを理由に、注文の受け付けを取りやめるなど、営業を停止。
また、日本製の粉ミルクや化粧品などは、消費者がまとめ買いする動きがあるため、
販売量も増加し、価格も従来の約1割前後値上がりしている。
なお久光百貨など多くの市内スーパーでは、日本からの輸入品の供給は、比較的安定している。
(3月21日)
~上海ジャピオン3月25日号