上海市の軌道交通線各駅約280カ所で、3月8日(木)、軌道交通3日乗車券の販売を
開始した。識別系統に問題があり、予定より1週間遅れでの販売となった。
同乗車券は、使用開始後72時間は回数・路線制限なしで使用できるというもので、販売価格
は45元。
売れ行きは、利用者の多い「人民広場」駅でも、販売開始当日の午前中で10枚のみと振るわな
かった。
これに対し軌道交通運営部門は、この種の特殊乗車券は旅行客や出張者をターゲットとし、
想定通りの売れ行きだとする。
またネット上では、掲示板で、3日乗車券と1日乗車券を上手く利用し、通勤費の節約法を
伝授する書き込みも見られたが、市民の多くから、マンスリーチケットや通学・通勤定期券
の販売を求める声も出ている。
(3月12日)
~上海ジャピオン03月16日号