中国科学院上海天文台は5月3日(木)、上海市では5日(土)にみずがめ座
流星群、21日(月)に日食、29日(火)に火星が月に隠される「掩蔽
(えんぺい)」現象が観測できることを発表した。
なお同局は、地理的条件や大気の影響で、最も観測に適しているのは日食とする。
今回の日食は、太陽の中央部分が月に隠れ、太陽がリング状に見える「金環日食」。
広西チワン族自治区から、日本の関東地方、太平洋北部、米国中西部を結ぶ一帯
で観測可能だが、市は同ライン上に位置しておらず、太陽の一部が欠けて見える
「部分日食」が観測できる見込み。
当日は午前5時15分頃~7時33分頃まで日食が続く。
火星の掩蔽現象は、当日の日没後、南東の空で観測でき、10~20分程、火星の
色の変化が見られる。
(5月4日)
?~上海ジャピオン05月11日号