飛行機が乱気流で大揺れ  骨折2人を含む11人が重軽傷

5月10日(木)14時頃、乗客259人を乗せた中国南方航空の広州発
上海行きのCZ3525便が、飛行中に乱気流に巻き込まれ、機体が
上下に大きく揺れる事態が発生。
骨折の乗客2人を含む、11人が負傷した。
同機は15時29分頃に上海虹橋国際空港に着陸し、負傷者はすぐに、市長
寧区中心医院に運ばれ治療を受け、1人を除いて即日退院している。
同機は、13時41分頃に広州を離陸し、上海に向かって飛行していたが、
離陸約20分後に突然乱気流に遭遇。
その影響で機体が10数秒ほど急激に落下し、機内は無重力状態となり、
機内食や飲み物が散乱した。
また、シートベルトを締めていなかった乗客らが天井などに打ちつけられ、
1人が頚椎を、1人が腕を骨折し、乗務員を含む9人が頭部擦傷の軽傷
を負った。
同航空によると、今回の乱気流は、エアポケットとも呼ばれる、晴天時に
発生する「晴天乱気流」と分析。
雲の集合体がなく、予め発見して避けるのは困難としている。
(5月11日)

??~上海ジャピオン05月18日号

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