上海茶葉行業協会は3月6日(木)、新茶の流通に合わせ、市で初の試みとなる「特色茶葉店」の認定を実施した。茶葉の販売に一定の水準を設けるのが狙い。
特色茶葉店は、同協会が質の高い営業体制であると審査した店舗が認定される。今回は市内の28軒が認定され、うち16店舗は叙友茶庄などの大手チェーンだった。同店舗は、銀色認定証を店頭に掲げて営業し、1年後もその体制が認められた場合は金色認定証が与えられる。
同制度は、茶葉市場の一部で、産地や銘柄の偽称、不当な価格設定などの問題が依然見られることを受けたもの。同協会は、江蘇・浙江・安徽の3省と合同で、茶葉市場のさらなる改善に取り組む構え。(3月6日)
~上海ジャピオン3月14日発行号より