国内航空会社を統括する中国民用航空総局は3月17日(月)、国内全線で機内への液体物持ち込みを完全に禁止とすることを発表し、当日より規制を開始した。
これに伴い、虹橋・浦東両空港は検査人員を増員したが、搭乗手続きの遅延は否めない状況。空港関係者は、今後は以前よりさらに30分~1時間早めの空港到着を旅客に呼びかけている。
当日空港では、旅客が手荷物としていた液体物を、預け荷物に変更するなどの混乱があった。
国内では3月7日(金)、ウルムチから北京へ向かう南方航空機内で爆発物と見られる不審な液体が持ち込まれる事件が報道されており、これが今回の規制につながったと見る向きもある。(3月18日)
~上海ジャピオン3月21日発行号より