中国の大手アンチ・ウイルスソフトメーカー瑞星公司は3月21日(金)、コンピュータウイルス「フロッピーディスク」への警報を発した。同公司は3月20日(木)時点で、すでに数十万台を越えるコンピュータが感染したと見ている。
同ウイルスは、2006年以降に中国で猛威を振るったウイルス「お祈りパンダ」を元に制作されたもので、アンチ・ウイルスソフトへの抵抗力が強く、更に駆除しにくいことが特徴。感染すると、データ流出などの被害も考えられる。
ユーザーが自覚できる症状としては、画面上のアイコンの変化、システムファイルが表示できなくなる、など。業界関係者はユーザーに向けて広く注意を呼びかけている。(3月22日)
~上海ジャピオン3月28日発行号より