上海、3G携帯時代に突入 市内で1万台が販売開始

 4月1日(月)、市内で中国の第三世代携帯電話(3G)技術を使った「TD‐SCDMA携帯電話」(以下TD携帯)が大々的に販売された。高速通信により、映像通話、テレビ視聴、ネットゲームなどが利用できる3G携帯の普及が大きく進むと見られる。
 この日市内の市場には、TD携帯約1万台が投入された。販売機種は、中興のU980(小売価格3800元)、サムスンのL288(同2800元)など6種類。基本料は月額50元、市内通話料は0・4元/分、映像通話料は0・6元/分、受け手は無料となる。
 TD携帯の利用には、専用ブースでの登録が必要。現在市内には、人民路998号と彰武路48号(四平路近く)に「TDホール」が設置され、申請を受け付けている。なお、TD携帯用の無線ネットワーク回線は、すでに市中心部の大部分をカバーしている。
 中国は3G携帯を国家的に推進してきた。市内各メディアは同日、3G携帯時代の到来を大きく報じた。(4月1日)

~上海ジャピオン4月4日発行号より

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