映画祭、日本作品が脚本賞受賞  中国映画博物館も年内開館へ

上海市黄浦区の上海大劇場で6月24日(日)、「第15回上海国際映画祭」の
閉幕式典が行われ、コンペティション部門の最優秀作品賞は、イランの
『The Bear』に贈られた。
同映画祭は、16日(土)から、市内30カ所の映画館にて開催。今年のコンペ
部門には、106カ国から応募、17作が最終選考に残った。
日本からの出品作で、内田けんじ監督の『鍵泥棒のメソッド』は、最優秀
脚本賞に選ばれた。同映画祭で日本映画が脚本賞を受賞するのは初めて。
また、上海電影集団有限公司が、19日(火)、年内にも「上海電影博物館」
をオープンさせることを発表した。
同博物館は、徐匯区漕溪北路の上海映画製作所跡地に、中国映画発展の歴史
をアーカイブする目的で建設。
3000点近くの映画作品を所蔵し、公開展示する。
(6月25日)

~上海ジャピオン2012年6月29日号

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