黄浦区政府は、南京西路をはじめとする区内11本の歩行者道路を大きく改修する計画を明らかにした。上海万博に向けた景観の改善が狙い。各道路の舗装を赤い花崗岩で統一するなどし、色合いを一新する。
南京西路では、黄河路―成都北路間を中心に改修する予定。舗装に加え、街灯、バス停の電光掲示板、ゴミ箱、トイレ、公衆電話などの設備充実も計る。さらに、歩道の幅を1・8㍍以上にするなど、歩行者へ配慮した設計を目指す。
ほかに改修するのは、瞿渓路、方斜路、保屯路など。改修工事は6月から始め、年末までには竣工する予定。また市内ではこのほかにも、西藏路、斜土路など、万博に向けた道路改修計画が進んでいる。(4月12日)
~上海ジャピオン4月18日発行号より