上海市工商局が6月19日(木)に発表した「2014年度第二号虚偽違法広告公告」によると、「国美在線」や「天猫(Tmall)」など10のショッピングサイトで、12件の違法広告が摘発されたことがわかった。
これらの広告は、一般食品や保健機能食品、化粧品などに分類。摘発されたのは、一般食品であるにも関わらず、健康促進効果があるなどと誇大に宣伝、消費者の名義や商品の評価に手を加え効果を裏付けたり、医療用語や容易に薬品と誤解させてしまう用語を多用したり、といった例が多く見られた。
なお、同局が調査した今年1~5月におけるネット上の違法広告は694件。そのうち377件に処分が下され、罰金総額は589万元に及ぶ。(6月20日)
~上海ジャピオン2014年6月27日号