上海市都市交通執法総隊は、今年より市全域で、
メーターに細工し乗車代を過剰請求しているタクシーの取り締まりを行っている。
その結果、11月11日(木)までに56人の運転手の不正を発見し、営業停止処分としたことを発表した。
同隊は近日、空港や駅、ホテル周辺など、旅行客の多い場所でタクシーの検査を実施。
その結果、メーターの遠隔操作スイッチをシフトレバーやシガレットライターなどと連結するものなど、
巧妙な手口が目立った。
また、不正メーターの中には、1分間に59・4㌔分多く回るものもあった。
また市では、新たに白タク行為に対する規定も制定。
来年1月1日(土)より、タクシーを装う行為を行った場合、
最高5万元の罰金を設けるなど、市内の白タク排除を徹底していく予定。
(11月14日)
~上海ジャピオン11月19日号より