上海市浦東新区合慶鎮のアパートにて、昨年4月に起きたテレビ爆発・火災事故
で死亡した女子大生の遺族が、火災元である2階住人の女性らに、賠償を求めた
訴訟の判決が、このたび、同区人民法院で行われた。
裁判長は、女性に約62万7000元、ビル管理会社に約7万元の支払いを命じた。
事故当時、女性がテレビを見ていたところ、突然、画面が消えて煙を発生。
女性はビル管理員に助けを求めに行ったが、不在だった。
直後にテレビが爆発して火災となり、4階に住む女子大生が煙を吸い込んで、
窒息死していた。
(7月5日)
~上海ジャピオン2012年7月13日号