福建省福州市の40代の女性が、8月6日(月)にドラッグストア
「ワトソンズ」で購入した顔用パックを使用後に死亡した事故
を受け、同社は8日(水)に、上海市を含む全国の店舗で、
同商品の撤去を行った。
問題となっているのは、同社オリジナルの顔用パック
「屈臣氏珍珠臻致美白面膜」。
女性が同パックを使用したところ、全身に発疹ができ、
唇が紫色に変色。
その後、病院へ運ばれたが、治療の甲斐なく死亡した。
詳しい死因については、警察などが調査を進めている。
中華中医薬学会常務委員によると、近年、顔用パック使用
による死亡例はないと説明。
また、スキンケア専門家は、理論上皮膚を通じて毒が
体内へ入り、短時間で死亡に至る可能性は非常に低いとし、
死亡前の症状から、女性自身の疾病により死亡した可能性も排除できないとする。
(8月11日)
~上海ジャピオン2012年8月17日号