郵便局で液体物郵送禁止に ネットショップに大打撃

 市郵政部門は、5月に発布された国家郵政局の「禁液令」を受けて、6月1日(日)より、液体類や粉末類などの郵送が禁止される。これはオリンピック期間の安全対策の一環で、ことし10月末まで実施される予定。
 対象となるのは、液体物や粉末類のほかに、化学工業品類、用途不明な金属、気体または液体を詰めた密閉容器など。また、郵送前開封検査の免除資格を持っていた個人や企業も、開封検査が必ず必要となった。
 これに伴い、主に郵便局を利用して商品を郵送する、インターネットショップが大きな打撃を受けている。中でも、化粧品販売業者への影響は大きく、大幅な売上低下が予想されている。
 また、郵政局以外に市の一部バイク便会社も、液体物の郵送業務を停止することを発表している。(6月2日)

~上海ジャピオン6月6日発行号より

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