募金箱が相次いで盗難被害 設置各所に注意を喚起

 四川大地震の募金窓口としても市民に利用されている公共機関の募金箱が、最近相次いで盗難被害に遭っていることが分かった。
盗難に遭ったのは、上海の病院や衛生サービスセンターなど、誰でも入ることができる公共機関に設置された募金箱。盗難にあった募金箱はいずれも透明なプラスチック製のもので、鋭利な道具で穴をあけられ、中の寄付金が持ち去られていた。
 この問題を受けて、市慈善基金会では、募金箱を撤去する、あるいは不透明の鉄製のものなどに変えるなどの対応策をとっていく方針。さらに募金箱を設置している各所に対して、一層の注意を促した。
こうした募金箱は、市慈善基金会が97年に市内の公共機関や主要ホテルなどに設置。現在、数千あるとされている。
(6月10日)

~上海ジャピオン6月13日発行号より

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