旧暦の七夕に当たる8月23日(木)、上海市では、1873組のカップルが
婚姻届を提出した。
毎年、七夕は「中国版バレンタインデー」と称され、婚姻届の提出件数が
増加。
今年は、昨年比で約5割減と少なかったものの、同日は約30分~1時間待ち
となった。
また、一部の旅行会社やホテルも、七夕にちなんだキャンペーンを売り出し、
人気となった。
今年の七夕は平日に当たるため、有給休暇を利用して4~5日間の短期旅行
を楽しむカップルが多く見られ、特別割引ステイプランを打ち出した高級
ホテルの予約も好調だった。
一方、市内デパートやレストランでは、多くが七夕商戦に参加せず、盛り上
がりは見られなかった。
そのほか、七夕に合わせ婚活サイト「世紀佳縁」が、約10万人を対象に行った
「結婚・恋愛に関する調査アンケート」によると、市ではお見合いの成功率
が全国で最も低いことが分かった。
(8月26日)
~上海ジャピオン2012年8月31日号