上海市浦東新区の上海万博跡地にある旧中国館を改築した、アート
施設「中華芸術宮」が、10月1日(月)の国慶節の開館に向け、
急ピッチで準備を進めている。
開館日には、イギリス・大英博物館やオランダ・アムステルダム
国立美術館などの収蔵品約100点を展示する「世界からの祝賀―
国際美術逸品展」など、5つの特別展示会を同時開催、
計1400以上の美術作品を鑑賞できる。
特別展入場料は20元を予定。
そのほか、万博開催中に話題となった、旧中国館のデジタル絵巻物
「清明上河図」も展示公開される。
また、同施設開館に合わせて、未開業の軌道交通8号線「周家渡」駅
が「中華芸術宮」駅に改名され、9月28日(金)より営業を開始。
今後、駅から同施設まで徒歩3分で結ばれ、アクセスが改善される。
(9月24日)
~上海ジャピオン2012年9月28日号