梅雨で蚊が大量発生 市をあげて害虫駆除実施

 梅雨の影響で蚊が大量発生してことを受け、市では6月26日(木)、27日(金)の2日間を「統一虫害消殺日」とし、各小区単位で害虫駆除対策を実施。物業管理会社や、住民が総出となって駆除に取り組んだ。
 各小区で多く採用された駆除方法は、環境に配慮してボウフラ(蚊の幼虫)を食べるカダヤシ(中国名・柳条魚)を水場に放つというもの。昨年市内の河川数カ所で試験的に行われていたが、今年はその使用範囲をさらに拡大した。
 市愛国衛生オフィス主任医師の彭氏によると、蚊増加の原因のひとつは、近年の地下鉄の建設など蚊にとって冬を越せる場所が増えたことにあると指摘。さらに、今年上半期は雨が多く、特に梅雨入りしてからは蚊にとって格好の繁殖条件が整っていたことも原因とみられている。(6月27日)

~上海ジャピオン7月4日発行号より

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP