上海児科学会児保学組、上海栄養学会らの調査結果から、6月30日(月)、市内に暮らす1歳から6歳までの児童の4割近くに、偏食傾向が見られることが分かった。さらに、5歳から6歳までの児童に限っては、その割合が5割近くまで上昇している。
対象となったのは、上海戸籍を持つ、或いは長期間滞在する1歳から6歳までの児童1244人。研究者らはこの調査結果を踏まえて、偏食は年齢が上がるに連れてより顕著になる傾向にあるとの見方を示している。
今回の調査ではこのほか、7割以上が食べながら別のことをする、5割以上が食べながら歩き回るなど、食に対する教育の不十分さが鮮明となった。(7月1日)
~上海ジャピオン7月4日発行号より