アジア最大の電波望遠鏡始動  100億光年離れた天体観測

上海市松江区佘山にある上海天文台が、10月28日(水)、
アジア最大となる電波望遠鏡を正式に使用開始し、同日
13時には、約3万7000光年離れたエリアからの信号の
受信に成功した。
同望遠鏡は、2010年3月より建設を始め、アンテナ
直径約65㍍、高さ約70㍍、重さ約2700㌧と、アジアで最大、
世界で4番目の規模を誇る。周波数46ギガヘルツまでの
電波観測が可能で、100億光年以上離れた天体の観測も
できる。
 後は、来年打ち上げ予定の無人月探査機「嫦娥3号」からの
信号の受信や、月、火星の探索・観測業務に利用される。
(10月29日)

~上海ジャピオン2012年11月2日号

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