12月2日(日)午後、上海市閔行区の蓮花南路と曙建路の交差点付近の火鍋店で、
檻に入った犬を巡り、店主らと犬を救出しようとする愛犬家の間で騒動が起こり、
2人が公共秩序破壊行為、6人が公務執行妨害の容疑で拘留された。
同店は、違法な犬肉を提供するとネット上に書き込まれたことがある火鍋店。
騒動の数日前に、ネットユーザーが、同店の犬の写真をミニブログにアップし、
同日午前に、「養犬証」を持参して犬を救おうと呼びかけたところ、
午後、愛犬家が店に押しかけ、
檻の中の犬は自分の犬と主張。
これに対し店主も、自分のペットと答え、
両者間で殴る蹴るなどの乱闘騒ぎとなった。
なお、詳細は警察が調査中。
市内では、ペット失踪事件が相次いで報告されており、
動物愛護団体は、ペットが犬肉の供給源として狙われているとする。
(12月9日)
~上海ジャピオン2012年12月14日号