市精神衛生センターでは9月19日(金)より、月に1度、学生自殺予防対策チームを各学校に派遣していくことを明らかにした。市では、新学期開始からの2日間の間に中学生の自殺が3件続き、市民の間で子どもの心理ケアと自殺予防といった問題に関心が高まっていることを受けたもの。
同チームは、心理学の専門家により構成され、各学校の教師に対し、生徒の抱える様々な心の問題に関する指導をマンツーマンで行う。
統計によると、現在中国では、2分間に1人が自殺により死亡している計算になる。また専門家によると、小児心理科に来院する患者のうち、約1割が自殺願望を抱えているという。
(9月11日)
~上海ジャピオン9月19日発行号より