上海市では、最近、市軌道交通の敷設計画案が、
続々と発表されている。
これによると、嘉定区「封浜」駅―
浦東新区金橋「金穂路」駅を結ぶ14号線で、
予定されていた普陀区の「曹楊路」駅が
計画から消えていることが判明。
同駅と「武寧路」駅間の工事が、
困難であることが原因と考えられる。
また、長寧区の「江蘇路」駅以南を建設中の11号線は、
浦東新区の「羅山路」駅までの区間で、
内装工事を残すのみとなり、
年内には試運転を開始する予定。
同線は、「交通大学」駅や「徐家匯」駅を経由し、
市中心へのアクセス便として、
市民の期待が高まっている。
また2015年開業予定の
「上海ディズニーランド」に接続する延伸計画も
進行している。
なお、16号線の「羅山路」駅以南は年内開通の見込みで、
そのほか、17号線、5号線の延伸工事も進行中。
(2月22日)
~上海ジャピオン2013年3月1日号