上海市黄浦区中山東一路にある「上海金融博物館」が、この度施設の工事を終え、展示品の搬入を開始した。一般公開の日程は未定。
同館では、「中国工商銀行」が、総額20億万元を超す証券や保険、先物など、各金融業態に渡り、関連所蔵品3万点余りを寄贈し、管理する。市では古くから、中国で初となる、外資系銀行や証券取引所を設立し、株式を発行してきた。「交通銀行総行博物館」の館長の働きかけにより、中国金融文化の発展を率いる土地として、この歴史の意義を示そうと、同館設立の案が上がったという。(7月1日)
~上海ジャピオン2013年7月5日号