市では、2月8日(日)、暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で濃霧が発生し、航空便に遅延や欠航などの大きな影響が出たほか、陸・海上でも交通に混乱が生じた。
中でも、海に面する浦東空港では、同日11時頃から濃霧に覆われ、視界が50㍍以下となった。
そのため、中国東方航空の重慶発の便が着陸を虹橋空港に変更したほか、20便以上が目的地変更となるなど、合計130便、2000人余りのビジネスマンや旅行客が影響を受けた。
また、虹橋空港でも55便が遅延、14便が同空港に着陸できず、杭州や南京など周辺空港に目的地を変更した。
市では2月4日(水)にも濃霧が発生し、上海虹橋空港では、深セン、フフホト行きの便を中心に、遅延や欠航など40便以上の運行に大きな影響が出たばかりだった。(2月9日)
~上海ジャピオン2月13日 発行号より