台風7号上海を直撃せず  気温低下で過ごしやすい天気

大型台風7号「ソーリック」が中国大陸に上陸した7月13日(土)、上海市では、同日14時以降の中国台湾行き航空便や、浙江省温州市方面行きの鉄道、長距離バスなどが次々と欠航を決めた。台風は、上陸後勢力を弱め、熱帯性低気圧に変わった。

同台風は同日3時に中国台湾に上陸し、16時には福建省連江県黄岐半島に到達。上海市中心気象台は、暴風警報として上から4番目となる「暴風青色警報」を発令するなどして備えた。14日(日)には、鉄道及び航空便はほぼ通常運転を再開したが、福建省や浙江省など、一部地域に向かう長距離バスは運行を休止。

また、同台風の影響で、13日(土)の市内最高気温が徐家匯で33・9度となったほか、奉賢区や金山区などで風の強さは7級を記録し、ここ数日では過ごしやすい天気となった。しかしながら、高気圧は今後勢力を増し、再び猛暑日が続くと予想される。(7月15日)

~上海ジャピオン2013年7月19日号

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