上海市浦東新区で、7月26日(金)から開催される「第1回農業博覧会」で、産地などの情報を組み込んだ「QRコード」が貼られた同区南部の名産「南匯水蜜桃」がお目見えすることがわかった。
同区の水蜜桃栽培面積は、約300ヘクタールに及ぶ。同区農業委員会は、昨年より南部の南匯地区の農家10件を束ね、品種、商標、品質、技術、価格の6基準を設定、包装の統一を図ってきた。コード導入により、産地や生産農家、使用した肥料などの情報を消費者に向けて公開、南匯ブランドの向上と偽物の撲滅に努める。
なお、今年の夏の収穫量は2、3割減の傾向で、1個5~33元で取引される。(7月22日)
~上海ジャピオン2013年7月26日号