国家空中交通管理部門は、7月29日(月)、上海市を含む国内8つの空港から離陸する便に対し、雷雨などの場合を除き、今後、フローコントロールを受けないことを明らかにした。
フローコントロールとは、到着空港の滑走路や、飛行中の航空路に混雑が予想される時、混雑を未然に防ぐため、出発空港の離陸時間を航空管制官によって制御されるシステム。同措置は18日(木)より、離着陸数の多い、上海、北京、広州、深センなど8つの空港ですでに実施している。
しかしながら、同措置の施行に対し、ネットユーザーは「地上の行列が空中になるだけのこと」と、着陸の遅れを懸念する声も聞かれる。(7月30日)
~上海ジャピオン2013年8月2日号