軌道交通で取り締まり強化  罰金に乗車賃の10倍を徴収

上海市軌道交通は、8月9日(金)~9月10日(火)まで、不正乗車取り締まり強化活動を実施。毎日8カ所以上の駅に、検査員や軌道交通警察などを含む、1チーム18人以上のスタッフを配置し、市民の間では、「史上最も厳しい取り締まり」と話題になっている。

市では、今年1~7月に、高齢者用交通カードの不正使用や無賃乗車など、計4万人以上の違反者を摘発。6月には、2号線の「婁山関路」駅で30分間に12人が摘発されるなど、事態は極めて深刻だ。同部門によると、今後、不正乗車が発覚した場合は、個人信用情報基礎データベースに記録を登録、ローンや民政補助申請の受理に影響する。そのほか、無賃乗車に対する現行の罰則である、「利用区間料金の5倍」を10倍に拡大するなど検討。なお、初日には、計88人が摘発され、被害額は1291元に上った。(8月13日)

~上海ジャピオン2013年8月16日号

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