天津事故後の支援広がる 山東省でも化学工場爆発事故

天津市で8月12日(水)に起きた大規模爆発事故で、上海市から3人の専門医が、23日(日)、現地へ派遣された。

医師らはそれぞれ整形外科、感染症科、熱傷専門科の専属医師で、現地では主に火傷の治療と感染症予防に携わる。

彼らは22日(土)午後、中国国家衛生計画出産委員会の依頼を直ちに承諾し、翌日早朝の飛行機で天津市へ向かった。

またこの事故に対し、市の慈善基金に1200万元以上の支援金が集まっていることがわかった。支援元は民間企業や寺院からで、個人では90歳代の老夫婦が4000元の寄付を行っている。

そのほか山東省桓台県で23日(日)、化学工場が爆発し、1人が死亡、9人が重軽傷を負った。遠心分離用傾斜器内の化学製品・アジポニトリルから発火したものとみられるが、

詳しい事故原因については現在調査中。この工場は今年7月に完成し、8月より試運転を開始していた。なお事故後、周辺から汚染物質は検出されておらず、

事故現場より2㌔以内にある中学校は夏休み中で無人であった。

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(写真は新華ネットより)

 

~上海ジャピオン8月28日発行号

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