コールタールで羽毛処理  違法経営者ブラックリスト

上海市徐匯区天鑰橋南路の市場で、10月31日(木)、羽毛処理にコールタールを使用したとみられるアヒル肉が販売されているのがわかった。

同日、市民の女性が市場で肉を購入し、帰宅後調理のため鍋に入れ火にかけたところ、黒い油が浮き、異臭が発生したという。本来は熱湯をかけて羽毛処理を行うが、コールタールを使うと、より簡単に処理できる。しかしながら専門家によると、肉に残留したコールタールが体内に入ると喘息や発がんの恐れがあるため、禁止されている。産毛すらないものや、目の辺りの呼吸穴周辺を押し、黒い油が染み出すものはコールタールが使用された可能性が高いという。

また、市食安全委員会事務所及び食品薬品監督管理局は、同日、食品生産経営における違法行為を行った5企業及び責任者7人を記載したブラックリストを発表した。(11月3日)

~上海ジャピオン2013年11月8日号

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