乳児の腎臓検査増加 粉ミルクから有害物質検出で

 中国衛生部が9月17日(水)、中国の粉ミルクメーカーの約2割に当たる22社の製品から有害物質メラニンが検出されたと発表したことを受けて、市内の各病院では、乳児の健康診断に訪れる保護者が大幅に増加している。
 発表後、市内で検査を受けた乳児のうち、腎臓結石が検出された乳児の割合は全体の5%に満たず、その多くは軽症であった。こうした事態を受け、関係部門は、市内で小児科を有する二級以上の総合病院と小児病院74カ所にて乳児の腎臓スクリーニング検査を行うことを発表。また、保護者に対して、交差感染を防ぐためにも複数の病院による診察を避け、自宅近くの医療機関での診察を勧めている。(9月22日)

~上海ジャピオン9月26日発行号より

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