バイク便会社を解雇された元配達員が、社員証明書を偽造し、16万元相当の荷物を盗むという事件が起きた。裁判所は、被告人王保成に4年6ヵ月の実刑判決と、罰金1万元をいい渡した。
王被告は、昨年知り合いを通してバイク便会社に入社。ところが、2ヵ月後、上司の指示に背いたことが原因で解雇となっていた。
不満を抱いた王被告は、盗みを計画。見知らぬ男性に現金200元と偽造証明書を渡し、バイク便会社の社員を装わせ、会社に侵入して16万元相当の配達用荷物を盗ませた。
その後、王被告は荷物の配達を依頼した企業(荷物の持ち主)と連絡をとり、荷物を取り返したければ指定の銀行口座に2万元を入金するよう指示。不信を抱いた同企業が、バイク便会社と警察に連絡した。(4月4日)
~上海ジャピオン2006年4月7日発行号より