上海鉄道局は、春節前後の帰省ラッシュ「春運」の乗車券販売がこの度ピークを迎え、特に南西地域方面行きの購入が困難とし、1月5日(月)18時時点で、春運期間の16日(木)~24日(金)における上海発湖南省、広西チワン族自治州、四川省、雲南省、貴州省方面行きが完売したことを明らかにした。
同部門は、期間中の鉄道利用客数を4533万人と予測。今年はインターネットと電話での予約者に対し優先販売を行い、利用者の8割以上がこれらの手段で購入しているという。また、同部門公式サイト(www.12306.com)では、ダフ屋による大量買占めや不正購入防止対策として、サイト上の認証コード表示枠に模様を付けるなどの工夫措置を採っている。
一方、市交通運輸及び港湾管理局によると、同期間中、1日当たりの公共交通利用者数は平均で約700万人、1月28日(火)がピークとなる見込み。(1月6日)
~上海ジャピオン2014年1月10日号