中国浙江省出身の女優・湯唯が、上海市松江区で、1月11日(土)、現金21万元振り込め詐欺の被害に遭っていたことが明らかとなった。
事件発生当時、湯唯は新作映画『三城記』の撮影のため、同区車墩鎮の映画村「上海影視楽園」を訪れており、同日午後に電話を受けた後、同区内にある銀行支店へ向かった。関係者によると、湯唯は同支店で新規口座を開設、その場での振り込みは行わず、後にネットバンクを利用して21万元を振り込んだものとみられている。同区公安警察は同日16時頃、湯唯からの詐欺被害通報を受け、現在調査を進めている。
近年、有名人による詐欺被害報告が相次いでおり、映画監督の陸川は過去に大学の同級生を名乗る人物から、酒酔い運転の罰金の肩代わりを頼む電話を受けた件を公表している。
なお、湯唯が受けた詐欺被害の手口など、詳細に関しては明らかにされていない。(1月13日)
~上海ジャピオン2014年1月17日号