上海市徐匯区にある「上海図書館」が、１月22日（水）、２０１３年の貸し出し書籍の集計を終え、同年の「年間貸し出し数チャンピオン」を発表した。

これによると、チャンピオンとなったのは、民間企業経営者に雇用され、プライベート時の運転手を務める30歳代の男性。毎日の大半を停車した車内で過ごすため、この時間を読書に充てている。１日に２つの図書館へ赴いて計12冊を借り、日によっては午前に借りて午後に返却することもあるという。なお、前年の貸し出し書籍数は３１００冊で、昨年はやや減少傾向にあった。

また同図書館は、春節の休暇期間中、市内２７０の図書館が対応する共通貸し出しカード「一卡通」利用時の、貸し出し書籍数の上限を６冊から10冊に増やしている。（１月23日）

～上海ジャピオン２０１４年２月７日号