貨物船が呉淞口碼頭で沈没 船員13人のうち5人行方不明

上海市宝山区の「呉淞口碼頭」近くで7月15日(日)深夜、貨物船2隻が衝突し、「順強2輪」が沈没する事故が発生。上海海事局は16日(月)17時までに、行方不明となっていた10人のうち、5人の遺体を発見したことを明らかにした。

同事故では、同船の右舷3㍍と、左舷のほぼ全範囲に亀裂が入り、沈没。乗組員13人が海に転落し、うち3人は救出されたものの、10人が行方不明となっていた。今回の捜索では、沈没した船内から3人、海中から2人の遺体が発見された。事故原因として、操縦士が部屋に閉じ込められていたか、熟睡していた可能性が指摘されている。

~上海ジャピオン2018年7月20日発行号

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